愛された先パイ
もしかしたら。
って、最悪の結末を思い浮かべてみる。
それを俺は、
心のどこかで、嬉しがっている。
さぁ、俺はどんな結末を迎えるのかな?
実行犯ではないとは言え、俺も犯罪者だから。
日本の警察は無能ではないから。
俺もいつかは・・・。
何人もの血で、
俺は心を、
手を、
染めてきた。
隠し通すことなんて、
・・・出来ないんだろうなぁ。
でも、
どんな結末でも、
俺は受け止めるつもりだ。
それが俺が、
あの絶対的な王様の手から、
解放される唯一の
手段だと思うから・・・・・。