ヌエ
ふっと、身体が浮いた。 「大丈夫ですか」矢野君だメタボリックな腹が美樹の背中にあたる。「ありがとう、矢野君」ヌエの言った通りなのかな?だてに、妖怪やってないかな 休憩室のソファーに、ゆっくり優しく寝かせてくれ、オレンジジュースに氷を入れストローでかきまぜてくれてる。カランカランと涼しげな音「僕、初めてです女の人に、こんな事するの」照れている横顔、美樹は身体をわざと起こさず、口元にストローをあてて、もらった。 その日の夜ヌエを呼んだ「ヌエさん、来てよー貴方の言った通りだったわ」 ヌエはすっと姿を現した。「言った通りでしょ!」ヌエは昨日までと違い、しおらしい美樹の態度にびっくりした。「何か、あったんですか」コクリと首をおり小さな声で「矢野君て、私思い違いをしていた・・ヌエさん、まだ私の願い叶えてくれる?だったら矢野君と結婚したい」頬を赤くそめ、うつ向く美樹をかわいいと思ったヌエ、、しかし女心と秋の空とは、よく言ったもんだ、こんなに、態度が変わるものか!?
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