story
仕方なく暇つぶしをしていた。体育館にバスケットボールが、転がっていた。

「暇だし遊んどくか!」

そう言ってゴールにシュートしていた。



ガラン…‥




体育館の入口に誰かがいる…

「健…」


咲…


「家が近くても、全然会えないから、話すの久しぶりだね。」

そりゃそうだ。
あえて避けていたのだから。会うと咲のことを考えてしまうから…

「学校でも、席、変わったしね。仕方ないよ。」
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