人と狐と新撰組と

玲咲がそれを一瞥して

玲「あぁ、そうだが?それがどうした。」

玲咲は面を取り懐にしまう。

近「…じゃあ、やはり狐というのは君なのか?」

玲「…そうだな。」

「…。」

部屋に沈黙が落ちる。

土「…なぜ、こんなことをしてる?」

全員の視線が突き刺さる。

玲「…なぜ?そんなもの…チッ…」

玲咲は突然黙りこみ、襖の方を見ると舌打ちした。



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