人と狐と新撰組と
襲撃
訪問者
それから土方たちが帰ってきたのは、月が昇ってからだった。
玲沙は再び山崎と共に部屋に向かうと、そこには疲れた顔をしたさっきのやつらがいた。
玲「…ずいぶん大変だったようだな。」
土「まぁ…な。わりぃな、ずいぶんと待たせちまって…それでさっきのことなんだが」
その言葉で空気が張りつめる。
玲「あぁ、さっきの私が殺している理由か?」
土「…あぁ。」