人と狐と新撰組と
玲「嘘?…笑わせるな。
私が嘘ついて何になる。それに私は無意味な殺しはしない。
あいつらと同じなど反吐が出る」
図星なのか沖田が黙り込む。
玲「ハッ…言い返さないということは図星なのだろう?
大方、新しい隊士を入れる時にろくに調べずに入れたのだろう?」
全員の顔に動揺が走る。
玲「…それも図星か。
そんな事だから周りの奴らが危険なめに遇うんだ。」
玲咲が嘲笑うように男たちを見る。
平「で、でもっっ!!!」
玲「…しつこい。
そこまで言うなら根拠を説明してあげる。」
玲咲を纏う空気が変わる。