そんな乙女の恋心**.





華たちが見えなくなったところで


あたしたちの間に

微妙な沈黙が流れる




……き、気まずい………っ!





とりあえず何か話そうと

一人であたふた

話題を探していると


先に沈黙を破ったのは





「………とりあえず帰るか


送るよ」






……野口くんの

意外な言葉だった






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