そんな乙女の恋心**.




「ーーーーーひゃっ?!


ちょ、優斗っ?!」




いつの間にか雨が止んで

傘をたたんだ優斗が


あたしの手をぎゅっと握って





「………たまには、いいじゃん?」






そう、優しく笑うから



………ま、いっか




今度はなんだか

反論できなかった






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