純情ブライド[完]


「あのさ…一つ聞いていい?」

「ん?何?」


海が作った料理を食べ、後片付けも終わった頃、真琴が言った。


「…なんであたしと結婚、したの?お父さんに言われたからって…」

「父さんに言われたからじゃないよ」

「え…?」


真琴は訳が分からない様子。


「父さんに頼んだ…俺、真琴の事ずっと好きだから」

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