かわいい犯罪

彼女が帰ったあと、僕は布団から抜け出した。
頭上にある目覚まし時計を確認する。
十時二十三分。
彼女によって破壊された時間から、もう二度と、動くことはない時計を抱きしめて。
「計画成功」
僕は一人、そう呟いた。
< 7 / 7 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop