Kiss&Love
結局先輩のクラスまで連れていかれた。

あたしの存在にクラスの人達はざわざわと騒ぎ出す

「浅岡ー!彼女連れてきたの?」

「違う。ルームメイトだ」

「どうかなー」


なぜあたしをここに連れてきたのか…わからない。


「未紗!早く動け!」


浅岡先輩はあたしを強引に引っ張る



そして机の中からお守りを取り出して、あたしに手渡す



何のお守りかは知らない。



「使い果たしたからやるよ」



使い果たした…?




「あ、ありがとうございます」

「用はこれだけだ。さっさと帰れ」


送れよ!!とツッコミを入れつつ、あたしはしぶしぶと自分の教室に入った
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