氷と魔女《specialstory 完結》
私がうんざりしてると、周りも結構だるそうな顔をしているのが数人。

てゆうか、吟、夢奈、冷夜、大樹。

他は不思議そうな顔をしている。



かわいそうに…教えてあげようかな。

まあ、話す気ないから教えないけど…って酷いか。



まあ、これも一種の勉強だし。先生なんだかんだ言うかもだし。



「じゃあ、俺が今から森へ集団で移動させるからなー!
タイムリミットは授業終了のチャイムだ。

森についた頃にはみんなバラバラになってるから注意しろよー!」


先生はいつの間にか持っていた杖を上げると、呪文を唱え出す。

指定しながら移動するから、空移動ではないと思う。



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