氷と魔女《specialstory 完結》
先生が口を動かすのを耳をすましながら聞くけど…

聞こえない。


先生、やっぱ25万なだけあるな…


「行け。
5体討伐した者は自動にここへ帰るようになっている」


先生の呟きが聞こえた瞬間…


白い光が私自身を包む。
周りも、白い光が体を包んでいた。


私は自然とまぶたが重くなって…



もう1度まぶたを開けた時には、うっそうとした森の中にただ1人で立っていた。


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