氷と魔女《specialstory 完結》
木々がしげりにしげっている深い森。
この森も学園の所有地…
ナリメリア、怖い。
「……スリップマウス、さっさと討伐しちゃおう」
はっきり言ってめんどくさいし。
私は2、3歩踏み出した。
シーッシーッシーッ
特徴的な鳴き声。
この声は、スリップマウス!
背後から私を襲おうとしている…?
距離にして約5m。
属性は……火属性。
「………アイス・スピア!」
杖を出さなくても大丈夫な中級魔法。
ヴァーー‼︎
うめき声がした方へと向かって行くと、魔獣が2体倒れていた。
このスリップマウスは火属性。
気配的に火属性とは分かっていた。
だから水系魔法を使ったしね。
にしても…やっぱ、残酷だな…
思わず目を逸らしちゃうよ。
「……あと3体」
私はどんどん森を歩いて行く。
シーッシーッ
「ホウライ・スパーク」
ヴァー…ヴ…ァ……
嫌な声…
やっぱりそんなに生物を殺すのは好きじゃない。
私は直接スリップマウスの死体を見ずに奥へ進む。
あと2体。
この森も学園の所有地…
ナリメリア、怖い。
「……スリップマウス、さっさと討伐しちゃおう」
はっきり言ってめんどくさいし。
私は2、3歩踏み出した。
シーッシーッシーッ
特徴的な鳴き声。
この声は、スリップマウス!
背後から私を襲おうとしている…?
距離にして約5m。
属性は……火属性。
「………アイス・スピア!」
杖を出さなくても大丈夫な中級魔法。
ヴァーー‼︎
うめき声がした方へと向かって行くと、魔獣が2体倒れていた。
このスリップマウスは火属性。
気配的に火属性とは分かっていた。
だから水系魔法を使ったしね。
にしても…やっぱ、残酷だな…
思わず目を逸らしちゃうよ。
「……あと3体」
私はどんどん森を歩いて行く。
シーッシーッ
「ホウライ・スパーク」
ヴァー…ヴ…ァ……
嫌な声…
やっぱりそんなに生物を殺すのは好きじゃない。
私は直接スリップマウスの死体を見ずに奥へ進む。
あと2体。