氷と魔女《specialstory 完結》
鏡の前に行き、身だしなみをチェックする。
制服は結構可愛い…けど、私的には好きじゃない。
白いブレザーに、左胸に校章。
薄い赤のプリーツスカート。
きっと好きな子は好きなんだろうな。
けど、問題は制服じゃない。
「これ、どうにかならないかなぁ……」
私は、腰近くまで伸びた髪を手に取り、見る。
「まさか、私の本当の姿がコレ、とはね」
私は、腰ぐらいまで届く、『銀髪』だった。
しかも、目は薄い黄緑みたいな。
両親から昔聞いたことがある。
「魔界での本当の姿で、目の色が千草色だったから『千草』にしたのよ」
そのせいで友達から、名前の由来を聞かれた時には苦労したけど。
制服は結構可愛い…けど、私的には好きじゃない。
白いブレザーに、左胸に校章。
薄い赤のプリーツスカート。
きっと好きな子は好きなんだろうな。
けど、問題は制服じゃない。
「これ、どうにかならないかなぁ……」
私は、腰近くまで伸びた髪を手に取り、見る。
「まさか、私の本当の姿がコレ、とはね」
私は、腰ぐらいまで届く、『銀髪』だった。
しかも、目は薄い黄緑みたいな。
両親から昔聞いたことがある。
「魔界での本当の姿で、目の色が千草色だったから『千草』にしたのよ」
そのせいで友達から、名前の由来を聞かれた時には苦労したけど。