氷と魔女《specialstory 完結》
≪第4章≫
《⁇?side》
僕は最近、なにかおかしいんだ。
なにか、大切なことを忘れてる気がしてならない。
ピンクが好きじゃない僕が、綺麗なピンクのアルバムを持っていて。
そしてその中の写真は全て…
僕しか、写ってないんだ。
けど、僕はいつも隅に写っていて。
隣に、誰かいるはずなのにいないんだ。
金髪の髪を手ぐしで整えた。
この金髪を褒めてくれた女の子は誰だっけ?
あぁ。なぜかわからないけど、最近つまらない。
こんなちっぽけな世界に、魔法が使えればいいのに。
魔法が使えれば、なにか楽しいことが起こるかも。
『魔法』?
なにか。なにか。
大切なことをやっぱり忘れている。
なぜか、魔法というワードを見るたびに、聞くたびに。
見たこともない、女の子が脳裏で静かに笑うんだ。
僕は最近、なにかおかしいんだ。
なにか、大切なことを忘れてる気がしてならない。
ピンクが好きじゃない僕が、綺麗なピンクのアルバムを持っていて。
そしてその中の写真は全て…
僕しか、写ってないんだ。
けど、僕はいつも隅に写っていて。
隣に、誰かいるはずなのにいないんだ。
金髪の髪を手ぐしで整えた。
この金髪を褒めてくれた女の子は誰だっけ?
あぁ。なぜかわからないけど、最近つまらない。
こんなちっぽけな世界に、魔法が使えればいいのに。
魔法が使えれば、なにか楽しいことが起こるかも。
『魔法』?
なにか。なにか。
大切なことをやっぱり忘れている。
なぜか、魔法というワードを見るたびに、聞くたびに。
見たこともない、女の子が脳裏で静かに笑うんだ。