氷と魔女《specialstory 完結》
「……学校、どうだ。楽しいか」
「うん。とても。
でも…前、仲良かった子が転校しちゃった。ナリメリアなのに。
おじさんはなんで…承諾したんだろう。
何か知らない?」
「今は…話せない」
「知ってるんだ」
「すまないな」
「いいよ」
俺はずっと座ってた椅子から立ち上がる。
うっ…やっぱ変な感じ。
窓にうつる自分の姿を見て思った。
赤い軍服に身を包んだ自分がうつっている。
コンコン
「誰か、見て来てくれないか」
「わかった」
ドアをあけると
「はろはろ。今、暇?
冷夜と大樹もいるんだけど」
「あー。父さんに聞いてみる」
ドアの向こうにいたのは、同じく赤い軍服に身を包んだ夢奈だった。
夢奈も参加するからね。
魔具の取り扱いがうまいから、俺らと一緒に最前線で戦うらしい…
不安だよ、やっぱ幼馴染だし。
「父さん。今、学園の友達…っていうか、夢奈に呼ばれたんだけど」
「いいぞ。行ってこい。
ただ、開戦には間に合えよ」
「ありがとう」
小走りでドアまで行き、ドアをあけると、夢奈が壁にもたれながら立っていた。
「うん。とても。
でも…前、仲良かった子が転校しちゃった。ナリメリアなのに。
おじさんはなんで…承諾したんだろう。
何か知らない?」
「今は…話せない」
「知ってるんだ」
「すまないな」
「いいよ」
俺はずっと座ってた椅子から立ち上がる。
うっ…やっぱ変な感じ。
窓にうつる自分の姿を見て思った。
赤い軍服に身を包んだ自分がうつっている。
コンコン
「誰か、見て来てくれないか」
「わかった」
ドアをあけると
「はろはろ。今、暇?
冷夜と大樹もいるんだけど」
「あー。父さんに聞いてみる」
ドアの向こうにいたのは、同じく赤い軍服に身を包んだ夢奈だった。
夢奈も参加するからね。
魔具の取り扱いがうまいから、俺らと一緒に最前線で戦うらしい…
不安だよ、やっぱ幼馴染だし。
「父さん。今、学園の友達…っていうか、夢奈に呼ばれたんだけど」
「いいぞ。行ってこい。
ただ、開戦には間に合えよ」
「ありがとう」
小走りでドアまで行き、ドアをあけると、夢奈が壁にもたれながら立っていた。