氷と魔女《specialstory 完結》
「うわあああぁぁぁぁぁぁぁ‼︎‼︎‼︎」
「カエデ⁉︎」
「今、カエデの声聞こえなかった⁉︎」
聞こえたよ!確かに聞こえた!
「ねえ、千草…あそこ…」
私は春美が伸ばしている指の先見る。
「う、そ……なん、で……」
春美が震える声で、つぶやいた。
私は、震える声ですら出せなかった。
信じたくなかった。
現実を。
「シラン…なんで…!」
「カエデ⁉︎」
「今、カエデの声聞こえなかった⁉︎」
聞こえたよ!確かに聞こえた!
「ねえ、千草…あそこ…」
私は春美が伸ばしている指の先見る。
「う、そ……なん、で……」
春美が震える声で、つぶやいた。
私は、震える声ですら出せなかった。
信じたくなかった。
現実を。
「シラン…なんで…!」