氷と魔女《specialstory 完結》
再会と赤と再会
「「………解除」」
私と春美は同時に言った。
その瞬間に、私についていた漆黒の翼と、春美の翼が消えた。
「千草?」
「え?……あ、ううん!なんでもない!
………透気騙しを使おう。春美はもちろん…」
「使えるし、それぐらい!
……透気騙し」
「透気騙し」
私と春美は足からどんどん消えていった。
透気騙しを行った同士は、うっすらだけど相手が見える。
でもはっきり言ってそれはダメ。
相手がこの魔法を使っていたら…バレる可能性がある。
でもこれなら、相手が魔法を使っていない限りバレない。
私たちは今、敵の本拠地…サンプラインに『そっくり』な建物の前にいる。
色が全体的に黒いけど。
威圧感がすごい。
私は春美を見る。かろうじてだけど、見える。
春美が頷くと、私は右足を前に出した。
私と春美は同時に言った。
その瞬間に、私についていた漆黒の翼と、春美の翼が消えた。
「千草?」
「え?……あ、ううん!なんでもない!
………透気騙しを使おう。春美はもちろん…」
「使えるし、それぐらい!
……透気騙し」
「透気騙し」
私と春美は足からどんどん消えていった。
透気騙しを行った同士は、うっすらだけど相手が見える。
でもはっきり言ってそれはダメ。
相手がこの魔法を使っていたら…バレる可能性がある。
でもこれなら、相手が魔法を使っていない限りバレない。
私たちは今、敵の本拠地…サンプラインに『そっくり』な建物の前にいる。
色が全体的に黒いけど。
威圧感がすごい。
私は春美を見る。かろうじてだけど、見える。
春美が頷くと、私は右足を前に出した。