氷と魔女《specialstory 完結》
「あ…れ………?」



私の背中から生えていた翼が。

純白の翼になっていた…




その中でただ1つ、薄いピンク色の羽を見つけた。



『真実の愛が生まれれば…
女神の羽はあらわれる』




私は手を伸ばし、勢いでそれを取った。



「んっ……………」




痛みが走る。




「スゥーーーーハァーーーーー」




深呼吸をすると少し収まった。



私は手から光を出して…


『真実の書』を出した。




真実の書の金属の板の上。

そこに、羽を置いた……





すると書の表紙には、題名が刻まれた。


フランス語で


『女神の書』と…



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