氷と魔女《specialstory 完結》
本当のクラス割り
シュンッ
「ふぅ……」
ここは、どっかの競技場。
競技場、いくつもあるの?
目の前には…魔獣。
これはキマイラの、改造版ね。
キマイラは元も神獣っぽいから、少し改造すればいい測定器になる。
…………残酷。キマイラもかわいそうに…
私の他の生徒は、息をのんでいる。
大した相手じゃないよ、あれ。改造版だから耐久度はかなりだろうけど。
多分、攻撃機能を奪われてる。
反撃しないように。
キマイラから目を離した。
みんなが列を作ってくから、私も並ぼう…としたら、
ポン
肩に手を置かれる。
振り向くと、教頭先生がいた。
「千草さん。
貴方、魔力がかなりでしょう。
キメラを倒されれば厄介ですし…
1番最後にしてくれませんか?」
「はぁ………」
……そっか。
私が試験の本当の1位ってことは知ってるんだね。
列の1番最後へ向かう。
「ふぅ……」
ここは、どっかの競技場。
競技場、いくつもあるの?
目の前には…魔獣。
これはキマイラの、改造版ね。
キマイラは元も神獣っぽいから、少し改造すればいい測定器になる。
…………残酷。キマイラもかわいそうに…
私の他の生徒は、息をのんでいる。
大した相手じゃないよ、あれ。改造版だから耐久度はかなりだろうけど。
多分、攻撃機能を奪われてる。
反撃しないように。
キマイラから目を離した。
みんなが列を作ってくから、私も並ぼう…としたら、
ポン
肩に手を置かれる。
振り向くと、教頭先生がいた。
「千草さん。
貴方、魔力がかなりでしょう。
キメラを倒されれば厄介ですし…
1番最後にしてくれませんか?」
「はぁ………」
……そっか。
私が試験の本当の1位ってことは知ってるんだね。
列の1番最後へ向かう。