氷と魔女《specialstory 完結》
戦闘練習室へ先生に頼まれて物を届けていた俺は、その現場をたまたま見てしまった。

相変わらず一撃で、すごい魔力をだしながら雷と取り巻きを一瞬で黙らせた。


そして、いじめられていた女の子の前へ行くと


「これで拭け」

綺麗な青のハンカチを渡した。

「もう大丈夫だから」

そう言って優しく笑って。

水の魔法をかけられた女の子はびしょ濡れだったから。


その日を境に、雷は大人しくなって。

みんながなぜかと疑問になる中

俺は、知っていた。

その日から俺は冷夜に構うようになって

最初はうざがられたけど、次第に仲良くなっていって…


『親友』と言えるまで、仲良くなった。

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