氷と魔女《specialstory 完結》
歩いて15分ぐらいで高校には着く。
残念ながら自分が所属しているボードゲーム部というボードゲームしかしないお遊び部は放課後しか活動しないため、朝はスポーツ系部活の友達と時間が合わず1人登校。
「………ここ、いつの間にか空き地になったな」
でっかい空き地が家の近くにあった。
昨年はあったはずなんだよなぁ…家が。
ここを毎朝通るたびに、 なぜか胸が苦しくなる。
……なんでだろう。
綺麗な女の子の笑顔を思い出すんだ。
ふと時計を見ると、もうあと10分程で門が閉められる時間帯だった。
小走りで門をくぐり、ギリギリセーフ。
自分の教室、1ーCに行くと相変わらずうるさかった。
ドアを開けると何人も挨拶してくれる。
笑顔で挨拶しながら自分の席に座ると、ちょうど担任である女教師が入って来た。
担任の女教師は40代後半のおばさん先生だけど…面白いから学校でも人気が高い様子。
……テストの問題は鬼だけど。俺の苦手な国語、難易度たかすぎだけど。
残念ながら自分が所属しているボードゲーム部というボードゲームしかしないお遊び部は放課後しか活動しないため、朝はスポーツ系部活の友達と時間が合わず1人登校。
「………ここ、いつの間にか空き地になったな」
でっかい空き地が家の近くにあった。
昨年はあったはずなんだよなぁ…家が。
ここを毎朝通るたびに、 なぜか胸が苦しくなる。
……なんでだろう。
綺麗な女の子の笑顔を思い出すんだ。
ふと時計を見ると、もうあと10分程で門が閉められる時間帯だった。
小走りで門をくぐり、ギリギリセーフ。
自分の教室、1ーCに行くと相変わらずうるさかった。
ドアを開けると何人も挨拶してくれる。
笑顔で挨拶しながら自分の席に座ると、ちょうど担任である女教師が入って来た。
担任の女教師は40代後半のおばさん先生だけど…面白いから学校でも人気が高い様子。
……テストの問題は鬼だけど。俺の苦手な国語、難易度たかすぎだけど。