氷と魔女《specialstory 完結》
「…着いたぞ、ほら」
今みたいに、吟について行く日々を…いつまでも続けてちゃいけないなんてこと、分かってる。
「本当だね」
だから、決めたんだ…私は。
「チケット買いに行くぞ」
今日、言うんだ。
『私と2人で出かけるんじゃなくて、
彼女さんと出かけなよ』
きっと、言えるはず。
私はふいに…緊張が和らぐ魔法を唱えていた。
…もちろん、魔法なんてかからなかった。
*
「よし、次私、あのジェットコースター行きたい!」
「俺もあれ行きたい」
「キャアアアアアアアア!たっのしいぃぃぃぃー!!」
「…ふぅ、楽しかったぁ」
「千草ってジェットコースター好き系女子なんだな」
「あんな楽しいアトラクション、嫌いでどうすんのよ!」
笑いあって、楽しんだ時間は…あっという間で。
今みたいに、吟について行く日々を…いつまでも続けてちゃいけないなんてこと、分かってる。
「本当だね」
だから、決めたんだ…私は。
「チケット買いに行くぞ」
今日、言うんだ。
『私と2人で出かけるんじゃなくて、
彼女さんと出かけなよ』
きっと、言えるはず。
私はふいに…緊張が和らぐ魔法を唱えていた。
…もちろん、魔法なんてかからなかった。
*
「よし、次私、あのジェットコースター行きたい!」
「俺もあれ行きたい」
「キャアアアアアアアア!たっのしいぃぃぃぃー!!」
「…ふぅ、楽しかったぁ」
「千草ってジェットコースター好き系女子なんだな」
「あんな楽しいアトラクション、嫌いでどうすんのよ!」
笑いあって、楽しんだ時間は…あっという間で。