氷と魔女《specialstory 完結》
「私は御垣千草(みかき・ちぐさ)。
よろしく」

……みんなと関わる気ないので、できるだけ短めに。



けど、私の自己紹介が終わったら吟が待ってましたとでも言うように、言い始めた。

「急で悪いんだが…


1位って、誰だ」



………はあぁぁ⁉︎


もしかして、こいつ自分より強い奴がいることがヤダとか、そうゆうパターンですか?

心せっま…

てゆうか、これは無言がいいよね。


みんなも、無視して…!

って願ったけど、もちろん叶わず。


「えっと、吟は知ってると思うけど私は5位!
魔力は16万です!」



16万…。

大人の平均値をらくらく越してる。
可愛い顔して、かなりの子かぁ…



てゆうか、ここで止まって!
誰もここから言わないで!



………もちろんそんな願い、またまた叶わずで…


「俺は4位!
魔力は17万だ!」


大樹が4位…てことは…

「僕は3位で19万です」


19!
やばいな、冷夜。
まあ、私はさておきの話だけどね?



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