氷と魔女《specialstory 完結》
「はぁ…はぁ…はぁ……はぁ…」



呼吸をいくら整えても、脳裏に浮かぶ記憶は収まらない。



優しかったお母さん。
いつも私を1番に考えてくれたお母さん。

愛をくれたお父さん。
厳しくても、私を愛してくれたお父さん。




なんで


なんで殺されなきゃいけないんだ。

なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで

なんで…?


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