氷と魔女《specialstory 完結》
「知ってると思うが、この学園は1年に1度実技テストがあってな。
ま、1年生は魔力がいくらか測るだけなんだけどな。
来年からは実技で魔獣を倒して、その『倒すまでのスピード』と、『攻撃力』。それで順位が決まる。
そしてその順位でまたクラス替えになるから、お前らSだからと言って気を抜かないようにな」
先生はだるそうに手元の紙を見つめる。
「あ〜…
あとな。毎年1年に言ってることなんだけどよ…
この学園は、別名『太陽の学園』というらしい。
誰がつけたのかも、どうしてこの名前になったかも知らねえが…
その別名で、校章にまで影響が出ている」
先生は杖を出さずに右手を一振りすると、校章の絵が、空中に浮かぶ。
真ん中に大きな燃える太陽。
その周りを小さな星が5つ、飛んでいて…
太陽の真ん中には…
羽!
「この校章がいつできたかも分かってないらしいんだ。
なんせ、ナリメリアは開校11000年を越したからな。
改築を何回もやって、今の校舎になっているが…
実際、もっとボロかったってことだ。このボロ学校が」
先生…批判しすぎです。
ま、1年生は魔力がいくらか測るだけなんだけどな。
来年からは実技で魔獣を倒して、その『倒すまでのスピード』と、『攻撃力』。それで順位が決まる。
そしてその順位でまたクラス替えになるから、お前らSだからと言って気を抜かないようにな」
先生はだるそうに手元の紙を見つめる。
「あ〜…
あとな。毎年1年に言ってることなんだけどよ…
この学園は、別名『太陽の学園』というらしい。
誰がつけたのかも、どうしてこの名前になったかも知らねえが…
その別名で、校章にまで影響が出ている」
先生は杖を出さずに右手を一振りすると、校章の絵が、空中に浮かぶ。
真ん中に大きな燃える太陽。
その周りを小さな星が5つ、飛んでいて…
太陽の真ん中には…
羽!
「この校章がいつできたかも分かってないらしいんだ。
なんせ、ナリメリアは開校11000年を越したからな。
改築を何回もやって、今の校舎になっているが…
実際、もっとボロかったってことだ。このボロ学校が」
先生…批判しすぎです。