氷と魔女《specialstory 完結》
もともとこの本が目的だった。

けど…まさか本当に羽についての本があるとは。

ていうかちょっとした疑問があるんだよね。



なんで、ここの校章に羽が描かれている?
先生に言われるまで全く気づかなかった。

自分の胸の校章を見ると…確かに、薄ピンクの羽が描かれている。





その疑問があったから、私はこの図書室に来た。
まあ、羽を探すためでもあるけど。



私はそんな疑問を1回頭から振り払った。



「ふぅー…よし、開けよう」



私は、分厚い本をゆっくりめくった。

< 75 / 316 >

この作品をシェア

pagetop