大好き。
1
あの日、
いつものように、糸電話。
くだらない話の中、
さりげなく言われた。
「俺、彼女できたんだ。」
「え?」
裕翔は、顔を少し赤くしている。
やっぱり、聞き間違いじゃなかったんだ。
「ちー?」
「ごめん、勉強しないとだからお部屋戻るね。」
「おっけー、わかった。今日は寒いから、風邪ひかないようにね。おやすみー」
「うん。おやすみ。」
なんで、そういうこと言うの?
なんで、優しくするの?
もう、やめてよ。
いつものように、糸電話。
くだらない話の中、
さりげなく言われた。
「俺、彼女できたんだ。」
「え?」
裕翔は、顔を少し赤くしている。
やっぱり、聞き間違いじゃなかったんだ。
「ちー?」
「ごめん、勉強しないとだからお部屋戻るね。」
「おっけー、わかった。今日は寒いから、風邪ひかないようにね。おやすみー」
「うん。おやすみ。」
なんで、そういうこと言うの?
なんで、優しくするの?
もう、やめてよ。