恋愛方程式
〜放課後〜
『月香〜?仲直りできた?』
帰りの支度をした紗世がこちらへ向かってきながら
「うん、まぁ…なんといいますか…笑ってはくれた!」
と紗世に向かって笑った。
『おい、これ』
紗世の後ろから沢田君が来て
「ど…どういたしましたか…」
何いってんだろ…(泣)
と、沢田君の手をみるとタオルが。
『さっきはお礼も言ってなかったし、ありがとな…』
気まずそうに渡してくれたタオルをみて私と紗世は笑った。
でも、かわいかったから
『ちょ、なんで笑うんだよ!』
「ん、なんでもないよ?で…あの、お友達に…なりたいのですが…」
『(お…月香が珍しい。)』
ドキドキしながら返事を待つと…