忘れた
リレーの後に
*
「いよいよだね」
「そだね…」
あたしは緊張でガチガチだった。次はいよいよ、大縄跳び。
絶対、引っかからないようにしなきゃ。
『それでは、選手の入場です』
軽快な音楽に合わせて、あたしたちは所定の位置に駆け足で向かう。
『競技時間は1分です。終わりの合図が鳴っても、引っかかるまでは続けてください。ではいきますよ、ヨーイ…』
パァンッ
「せーのっ、いち、にー、さん…」
大縄跳びは最初が肝心だ。体力の残っているうちに記録を伸ばさないといけない。
と、誰かが引っかかったようだ。
記録は26回。まずまずだが、これでは勝てない。
何度も何度もやるうちに、だんだん記録が10回に届かなくなった。
みんな、息が上がっている。
残り時間もあとわずか。次が最後になりそうだ。
「最後、いくぞーッ」
「いよいよだね」
「そだね…」
あたしは緊張でガチガチだった。次はいよいよ、大縄跳び。
絶対、引っかからないようにしなきゃ。
『それでは、選手の入場です』
軽快な音楽に合わせて、あたしたちは所定の位置に駆け足で向かう。
『競技時間は1分です。終わりの合図が鳴っても、引っかかるまでは続けてください。ではいきますよ、ヨーイ…』
パァンッ
「せーのっ、いち、にー、さん…」
大縄跳びは最初が肝心だ。体力の残っているうちに記録を伸ばさないといけない。
と、誰かが引っかかったようだ。
記録は26回。まずまずだが、これでは勝てない。
何度も何度もやるうちに、だんだん記録が10回に届かなくなった。
みんな、息が上がっている。
残り時間もあとわずか。次が最後になりそうだ。
「最後、いくぞーッ」