忘れた
それから
*
それからの数日は、ただただ流れるように過ぎ去っていった。
勇介から電話がかかってくることはなく、かといって自分からかける勇気もなかった。
思えば、あたしから勇介に電話をかけることは滅多にない。
いつも、勇介からかかってくるのを待つだけ。
メールにしてもそうだ。
そもそも、今まであたしは家族以外の誰に対しても、自分からメールをしたり電話をかけたりすることが無かった。
人との関わりを避けてきた、長い習慣のせいだ。
今、相手は忙しいかな? 迷惑かな?
そんなことを考えるのが面倒、というのも理由の1つだった。
あたしがLINEをやってないのは、こういうわけがある。
LINEなんて、既読とか何とか言われたらそれこそ面倒だ。
連絡先は、聞かれたら教える。そのことに抵抗は無い。だから誰かと繋がりたいという願望はあるのだと思う。
それからの数日は、ただただ流れるように過ぎ去っていった。
勇介から電話がかかってくることはなく、かといって自分からかける勇気もなかった。
思えば、あたしから勇介に電話をかけることは滅多にない。
いつも、勇介からかかってくるのを待つだけ。
メールにしてもそうだ。
そもそも、今まであたしは家族以外の誰に対しても、自分からメールをしたり電話をかけたりすることが無かった。
人との関わりを避けてきた、長い習慣のせいだ。
今、相手は忙しいかな? 迷惑かな?
そんなことを考えるのが面倒、というのも理由の1つだった。
あたしがLINEをやってないのは、こういうわけがある。
LINEなんて、既読とか何とか言われたらそれこそ面倒だ。
連絡先は、聞かれたら教える。そのことに抵抗は無い。だから誰かと繋がりたいという願望はあるのだと思う。