忘れた
文化祭に向けて
*
お昼休み。空き教室にて。
あたしは舞花たちに、昨日の出来事を報告した。
途端、キャーッ、と騒ぎ出す4人。
「ついに、奈緒も処女卒業かあ」
と里美。
「大人だよ。奈緒が大人になっちゃった」
と訳の分からないことを言い出す梨沙。
「1回落ち着こ? みんな騒ぎすぎだよ」
となだめるあたし。
すると、目を輝かせた麗があたしに向かって訊いてきた。
「実際、どんな感じなの? アレって」
麗らしからぬ発言に、みんな目をパチパチさせる。
「麗もそういうこと気になるんだ」
と里美はニヤニヤしながら言った。
「そりゃ、気になるよ」
麗は興味津々だ。
「あたしも気になる」
と言う舞花に、梨沙も頷く。
あたしと里美は、顔を見合わせた。
「どんなって言われてもな…」
と困り顔の里美。
お昼休み。空き教室にて。
あたしは舞花たちに、昨日の出来事を報告した。
途端、キャーッ、と騒ぎ出す4人。
「ついに、奈緒も処女卒業かあ」
と里美。
「大人だよ。奈緒が大人になっちゃった」
と訳の分からないことを言い出す梨沙。
「1回落ち着こ? みんな騒ぎすぎだよ」
となだめるあたし。
すると、目を輝かせた麗があたしに向かって訊いてきた。
「実際、どんな感じなの? アレって」
麗らしからぬ発言に、みんな目をパチパチさせる。
「麗もそういうこと気になるんだ」
と里美はニヤニヤしながら言った。
「そりゃ、気になるよ」
麗は興味津々だ。
「あたしも気になる」
と言う舞花に、梨沙も頷く。
あたしと里美は、顔を見合わせた。
「どんなって言われてもな…」
と困り顔の里美。