忘れた
「すっげえ、可愛い」
くしゃっとした笑顔で、勇介が言った。
結構嬉しい、かも。
「勇介だってカッコいいよ」
そう言うと、勇介は驚いた顔をした。そして真っ赤になった。
あたしが勇介に、面と向かってカッコいいなんて、初めて言ったね。
なんだか照れ臭くて、あたしはそそくさと勇介の車に乗り込んだ。
*
「はい、チーズ」
パシャ
「ありがとうございますッ」
あたしは写真を撮ってくれたおばさんにお礼を言って、デジカメを返してもらった。
写真を確認すると、ハロウィンの装飾の前で、笑顔でピースサインをしているあたしたちが写っていた。
遊園地の中は、どこもかしこもカボチャだらけ。
ハロウィン仕様になっていた。
親なしでこういうところに来るの、初めてだ。
しかも、今日はデート。
あたしは舞い上がっていた。
くしゃっとした笑顔で、勇介が言った。
結構嬉しい、かも。
「勇介だってカッコいいよ」
そう言うと、勇介は驚いた顔をした。そして真っ赤になった。
あたしが勇介に、面と向かってカッコいいなんて、初めて言ったね。
なんだか照れ臭くて、あたしはそそくさと勇介の車に乗り込んだ。
*
「はい、チーズ」
パシャ
「ありがとうございますッ」
あたしは写真を撮ってくれたおばさんにお礼を言って、デジカメを返してもらった。
写真を確認すると、ハロウィンの装飾の前で、笑顔でピースサインをしているあたしたちが写っていた。
遊園地の中は、どこもかしこもカボチャだらけ。
ハロウィン仕様になっていた。
親なしでこういうところに来るの、初めてだ。
しかも、今日はデート。
あたしは舞い上がっていた。