忘れた
ここは2階。
トイレは1階にしか無いので、あたしは店の奥のエレベーターに乗った。
ドアが閉まり…すると、誰かが走って乗り込んできた。
「早水?」
息を切らして、早水があたしの目の前に現れた。
ドアが閉まり、エレベーターは動き始めた。
「早水もトイレ?」
早水は首を横に振った。
じゃあ何で…
訊こうと思ったその瞬間、エレベーターの電気がパッと消えた。
ガタガタッ、と大きな音がして、エレベーターが止まってしまった。
あたしたちは閉じ込められてしまったのだ。
「な、何だ?」
早水の声がした。
文字通り真っ暗で、何も見えない。
あたしは恐怖で震えが止まらなくなった。
あの公園での出来事が頭をよぎる。
真っ暗な中、いきなりあたしの腕を掴んで闇へ引きずり込んだ。
あの男にあたしはいつまで怯えなきゃならないの…
トイレは1階にしか無いので、あたしは店の奥のエレベーターに乗った。
ドアが閉まり…すると、誰かが走って乗り込んできた。
「早水?」
息を切らして、早水があたしの目の前に現れた。
ドアが閉まり、エレベーターは動き始めた。
「早水もトイレ?」
早水は首を横に振った。
じゃあ何で…
訊こうと思ったその瞬間、エレベーターの電気がパッと消えた。
ガタガタッ、と大きな音がして、エレベーターが止まってしまった。
あたしたちは閉じ込められてしまったのだ。
「な、何だ?」
早水の声がした。
文字通り真っ暗で、何も見えない。
あたしは恐怖で震えが止まらなくなった。
あの公園での出来事が頭をよぎる。
真っ暗な中、いきなりあたしの腕を掴んで闇へ引きずり込んだ。
あの男にあたしはいつまで怯えなきゃならないの…