忘れた
あたしたちの他にも、会場に残っている人はチラホラいた。
きっと、バンドメンバーの彼女さんだろうな。みんな女の子だから。
しばらく待っていると、3人の男性を引き連れた開さんが、あたしたちの元へとやってきた。
「奈緒ちゃん、久しぶりやな。来てくれてありがと。
こっちの子は名前なんていうの?」
梨沙の方を見ながら、開さんは訊いた。
「あっ、結城です。結城 梨沙。
ライブすごかったです。もう感動でしたよッ」
すかさず、梨沙が興奮気味に言った。
そんな梨沙に、開さんは照れ笑いを浮かべた。
「ありがとね。あ、こいつらはバンドメンバーの…
はじめ、シバ。それとあっくん。
他にもいるんやけど、もう帰ってまってさ」
開さんに紹介された3人は、ぺこりと会釈をした。
3人とも、あたしよりも背が高い。
とくに、あっくんという人はズバ抜けていた。
180…いや、190はありそうだ。
きっと、バンドメンバーの彼女さんだろうな。みんな女の子だから。
しばらく待っていると、3人の男性を引き連れた開さんが、あたしたちの元へとやってきた。
「奈緒ちゃん、久しぶりやな。来てくれてありがと。
こっちの子は名前なんていうの?」
梨沙の方を見ながら、開さんは訊いた。
「あっ、結城です。結城 梨沙。
ライブすごかったです。もう感動でしたよッ」
すかさず、梨沙が興奮気味に言った。
そんな梨沙に、開さんは照れ笑いを浮かべた。
「ありがとね。あ、こいつらはバンドメンバーの…
はじめ、シバ。それとあっくん。
他にもいるんやけど、もう帰ってまってさ」
開さんに紹介された3人は、ぺこりと会釈をした。
3人とも、あたしよりも背が高い。
とくに、あっくんという人はズバ抜けていた。
180…いや、190はありそうだ。