忘れた
それからあたしたちは大量のデザートを注文して、お互い競い合うようにして食べまくった。
勇介の食べっぷりは豪快で、見ていて面白かった。
「あー、もう無理。限界」
「奈緒は少食だな」
勇介はくしゃっと笑った。
あたしが少食なんじゃなくて、あんたが大食いなんだっつーの。
…とは言わないでおいた。
*
結局あたしたちがファミレスを後にしたのは、2時間近く経ってからのことだった。
勇介は色々な話をしてくれた。あたしは可笑しくて、いつの間にか涙が止まっていた。
会計は全部、勇介が払ってくれた。
と言っても、ほとんど勇介の分なんだけど。
そしてあたしたちはまた、2人乗りをして道を走っていた。
「ねえ、奈緒」
「なにー?」
「言っとくけど、奈緒はキモくないしブスでもない」
「え?」
「すっげー、美人」
勇介の食べっぷりは豪快で、見ていて面白かった。
「あー、もう無理。限界」
「奈緒は少食だな」
勇介はくしゃっと笑った。
あたしが少食なんじゃなくて、あんたが大食いなんだっつーの。
…とは言わないでおいた。
*
結局あたしたちがファミレスを後にしたのは、2時間近く経ってからのことだった。
勇介は色々な話をしてくれた。あたしは可笑しくて、いつの間にか涙が止まっていた。
会計は全部、勇介が払ってくれた。
と言っても、ほとんど勇介の分なんだけど。
そしてあたしたちはまた、2人乗りをして道を走っていた。
「ねえ、奈緒」
「なにー?」
「言っとくけど、奈緒はキモくないしブスでもない」
「え?」
「すっげー、美人」