忘れた
*
「次は、ちょっと体動かすぞ」
勇介は運転しながら、あたしに言った。
「えっ、あんなに食べた後で大丈夫?」
「あ、そっか。奈緒、気持ち悪くなっちゃうよな」
勇介は、しまった、と言って自分の頬を叩いた。
「え? あたしは平気だけど。心配なのは勇介だよ。あんなにガツガツ食べてたから」
ケロッと答えると勇介はホッとした様子で、よかった、と言った。
「俺も、気持ち悪くならない派なんだよ。次の目的地どうしようかと思った」
派、だって。変なの。
「勇介って、時々面白いこと言うよね」
あたしが笑いながら言うと、勇介はそうか?と言って顎をポリポリかいた。
「そういえば、奈緒の学校っていつから始まるの?」
「次は、ちょっと体動かすぞ」
勇介は運転しながら、あたしに言った。
「えっ、あんなに食べた後で大丈夫?」
「あ、そっか。奈緒、気持ち悪くなっちゃうよな」
勇介は、しまった、と言って自分の頬を叩いた。
「え? あたしは平気だけど。心配なのは勇介だよ。あんなにガツガツ食べてたから」
ケロッと答えると勇介はホッとした様子で、よかった、と言った。
「俺も、気持ち悪くならない派なんだよ。次の目的地どうしようかと思った」
派、だって。変なの。
「勇介って、時々面白いこと言うよね」
あたしが笑いながら言うと、勇介はそうか?と言って顎をポリポリかいた。
「そういえば、奈緒の学校っていつから始まるの?」