忘れた
体育祭に向けて
*
1週間後の昼休み。
すっかり仲良くなったあたしたちは、空き教室でお弁当を食べながら、恋愛トークに花を咲かせていた。
「だってあたし彼氏いるし。だからゴメンって言っといた」
麗は昨日後輩に告白されたらしい。
「いいなあ。あたしも彼氏ほしいよ」
羨ましそうに言う梨沙。
「そういえば舞花、もうすぐ3ヶ月じゃない? あんたらどこまで進んでんの?」
里美の質問に、舞花は顔を真っ赤にさせた。
「えっ、もしかして…」
あたしが真剣に聞くと、舞花は笑った。
「やだなあ、こないだ初めてキスしたばっか」
なーんだ、とガッカリするあたしたち。
「そう言う里美はどうなんだ」
舞花が反撃する。
「あたしは、まあ…ね」
「えーーーッ」
あたしたちの大声は廊下にまで響き渡った。
1週間後の昼休み。
すっかり仲良くなったあたしたちは、空き教室でお弁当を食べながら、恋愛トークに花を咲かせていた。
「だってあたし彼氏いるし。だからゴメンって言っといた」
麗は昨日後輩に告白されたらしい。
「いいなあ。あたしも彼氏ほしいよ」
羨ましそうに言う梨沙。
「そういえば舞花、もうすぐ3ヶ月じゃない? あんたらどこまで進んでんの?」
里美の質問に、舞花は顔を真っ赤にさせた。
「えっ、もしかして…」
あたしが真剣に聞くと、舞花は笑った。
「やだなあ、こないだ初めてキスしたばっか」
なーんだ、とガッカリするあたしたち。
「そう言う里美はどうなんだ」
舞花が反撃する。
「あたしは、まあ…ね」
「えーーーッ」
あたしたちの大声は廊下にまで響き渡った。