また明日。
「空、はよ」
あぁ、この声は
私が泣いているとき
私が落ち込んでいるとき
私が悩んでるとき
真っ先に「どーした?」って言ってくれる
私の大好きな大和の声だ。
「はよ~、大和寝癖ついとる~」
少し震えた手で大和の柔らかい髪を触る。
震えてるのは手が届きにくいせいだ、多分。
大和の背は176㎝くらい。
私の背が150㎝だから名一杯手を伸ばさない届かない。
前はこれが心の距離と同じように感じて、少し寂しかった。
けど、もう今は気にならない。
女はちっちぇー方が可愛いって大和が言ってくれたから。
…私って単純かな?