オレンジ。
澄歌「うわ〜。やっぱやじうま多いな〜。」
あき「あたしたちも同じだけどね。」
私は苦笑いして言った。
2人で人だかりの間から
転校生を探そうと思ったけど
みんな集まっててうまく見えない。
澄歌が近くの男子に声をかけた。
澄歌「ねぇ!転校生いるの?」
男子「澄歌ちゃん!いるよー!!
ほら、あいつ」
その男子は人だかりをかき分けて
くれて、転校生を指さした。
男子「名前は森田って言うらしい!」
あき「え?森田??」