幸せを、君に。


もう帰ってるだろうか…。


…っていうか、まさか道に迷ってなんかないよな?


なんか心配になってきた…。


満員電車に揺られながら、あいつのことを考えてた。


これから帰ると、毎日あいつが家にいる。


襲いたい放題だよな。


…って、なに考えてんだ俺は…。


にやけそうになるのを必死に堪える。




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