幸せを、君に。


それから3日後の夜。


電話を切った小宵が突然、へなへなとその場にしゃがみこんだのを見て、俺は慌てて小宵の元へ駆け寄った。


「どうした?」


よほどショックを受けるような電話だったのか…?


まさかまたあのストーカーが…?


「ストーカーが…捕まったそうです…」


「本当か?」


「良かった…」


小宵はそう呟いて泣き始めた。




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