幸せを、君に。


「うーん…そうだっけか?

…まぁ、お前が冷たくすると、周りまで冷たくし始めるから、ほどほどにしてあげろよ?」


「…どういうこと?」


「…お前が冷たくすると、それに合わせて冷たくするようになるんだよ…

特に女子はな。」


俺がまた「は?」という顔をすると、憲吾は必死に説明を始めた。




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