俺の初恋相手はドS会長
第2章 最悪な出会い
*歩夢side*


俺の席は一番後ろの窓側の席。

ここらから見える夕陽は本当に綺麗だと思う…

けれど何故か孤独にも見えてしまう。


……俺と一緒…。


いつも放課後、他の奴らは部活をしている間、俺はいつもこの席から夕陽を眺める。

そうすると独りじゃないような気がする。


女みたいな事をしているのは、わかっている…


けれど、この時間が一番落ち着く。

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