サヨナラなんて言わせない
さっきの唇が触れ合うだけのキスとは違う。
慌てて何かを言おうとする涼子の唇の隙間からすかさず舌を差し込むと、その瞬間彼女の体がこれまでで一番大きくビクンと反応した。
背中に回された手に力がこもる。微かに震えているようにも思えた。
だが離さない。
頭と背中に回した手にさらに力を入れてピタリと密着させて翻弄していく。
二人の呼吸が時間と共に激しくなっていく。
やがて涼子の体が膝から落ちそうになったところでようやく唇を離した。
そのまま崩れ落ちそうな涼子の体をしっかりと支える。
俺を見上げる顔は真っ赤に上気し、濡れた唇ではぁはぁと乱れた呼吸を繰り返す。
潤んだ瞳で見つめるその姿に・・・・・俺の理性は吹き飛んだ。
彼女の目尻に滲んだ涙を指で拭うと、そのままその手を膝下に回して彼女を抱き上げた。
「えっ・・・・えっ?!何?司っ・・・?」
何が起こったのか全く理解できずに慌てる彼女を無視してそのまま足を進めると、数十歩で辿り着いた布団の上へとそっと横たえた。
「え・・・?」
目を見開いて驚く彼女の唇に触れようと再び顔を近づける。
「ち、ちょっと待って!司、落ち着いて!」
だが寸前のところで彼女の手が伸びてきてその動きを封じられた。
慌てて何かを言おうとする涼子の唇の隙間からすかさず舌を差し込むと、その瞬間彼女の体がこれまでで一番大きくビクンと反応した。
背中に回された手に力がこもる。微かに震えているようにも思えた。
だが離さない。
頭と背中に回した手にさらに力を入れてピタリと密着させて翻弄していく。
二人の呼吸が時間と共に激しくなっていく。
やがて涼子の体が膝から落ちそうになったところでようやく唇を離した。
そのまま崩れ落ちそうな涼子の体をしっかりと支える。
俺を見上げる顔は真っ赤に上気し、濡れた唇ではぁはぁと乱れた呼吸を繰り返す。
潤んだ瞳で見つめるその姿に・・・・・俺の理性は吹き飛んだ。
彼女の目尻に滲んだ涙を指で拭うと、そのままその手を膝下に回して彼女を抱き上げた。
「えっ・・・・えっ?!何?司っ・・・?」
何が起こったのか全く理解できずに慌てる彼女を無視してそのまま足を進めると、数十歩で辿り着いた布団の上へとそっと横たえた。
「え・・・?」
目を見開いて驚く彼女の唇に触れようと再び顔を近づける。
「ち、ちょっと待って!司、落ち着いて!」
だが寸前のところで彼女の手が伸びてきてその動きを封じられた。