サヨナラなんて言わせない
「もう!いちいちくだらないことで喧嘩しないで!中村君もわざと司を挑発しないで。それから司もいちいちムキにならないで!喧嘩するなら2人とも置いていくからね?!」
「涼子・・・」
涼子はかなりご立腹の様子で俺はすっかりトーンダウンしてしまう。
そんな俺を見てまたあの男が吹き出した。
「あははっ!完全に涼子さんの尻に敷かれてるじゃないですか。結構可愛いところあるんですね」
く、くっそ~!!やっぱりこの男ほど忌々しい奴はいない。
涼子がいなければ一発はたいてやりたいくらいだ。
「中村君!面白がっていちいち司に絡まないで!」
「はい、わかりました、涼子さん」
今の今まで憎たらしい笑みで俺を嘲笑っていたくせに、一転ニッコリと綺麗な笑顔を見せる男に涼子がほんのり赤く色づく。
「涼子!ほら、皆待ってるし早く行くぞっ!」
グイッと腕を引っ張って男から引き離すと、男は肩を揺らして笑いを我慢している。
あぁ、だからこいつが来るのは嫌だったんだ!!
俺はそのまま涼子の手を引いて先を歩くカナ達の集団を追った。
「社長~!社長って結構独占欲の強い人だったんですね。今まで女性絡みの話なんて出ることもなかったから、俺めちゃくちゃ新鮮で親近感がわきますっ」
はぁ~、中村の次は岡田か・・・・
最近になって思うんだが俺は実はいじられキャラなんだろうか?!
「涼子・・・」
涼子はかなりご立腹の様子で俺はすっかりトーンダウンしてしまう。
そんな俺を見てまたあの男が吹き出した。
「あははっ!完全に涼子さんの尻に敷かれてるじゃないですか。結構可愛いところあるんですね」
く、くっそ~!!やっぱりこの男ほど忌々しい奴はいない。
涼子がいなければ一発はたいてやりたいくらいだ。
「中村君!面白がっていちいち司に絡まないで!」
「はい、わかりました、涼子さん」
今の今まで憎たらしい笑みで俺を嘲笑っていたくせに、一転ニッコリと綺麗な笑顔を見せる男に涼子がほんのり赤く色づく。
「涼子!ほら、皆待ってるし早く行くぞっ!」
グイッと腕を引っ張って男から引き離すと、男は肩を揺らして笑いを我慢している。
あぁ、だからこいつが来るのは嫌だったんだ!!
俺はそのまま涼子の手を引いて先を歩くカナ達の集団を追った。
「社長~!社長って結構独占欲の強い人だったんですね。今まで女性絡みの話なんて出ることもなかったから、俺めちゃくちゃ新鮮で親近感がわきますっ」
はぁ~、中村の次は岡田か・・・・
最近になって思うんだが俺は実はいじられキャラなんだろうか?!