サヨナラなんて言わせない
「根掘り葉掘りなエピソードなら私がいっぱい握ってるわよぉ~!」
これまで珍しく静かに飲んでいたカナが急に身を乗り出してきた。その顔には怪しげな笑みを浮かべて。
この顔の時はろくなことがない!
「おい、カナ!お前余計なこと言うなよっ?!」
「えぇ~、何ですか、聞きたい聞きたい!!」
「涼子ちゃんに振られて腐ってた話とか、そりゃあ~もう語り始めたら一晩じゃ終わらないわよ?」
「おいっ!」
カナは俺の制止もお構いなしに話を続ける。
「え・・・そういう話なら私も聞いてみたいかも・・・」
更には今まで必死に話題を変えようとしていた涼子まで乗り気になる始末。
「あ~、その手の話なら俺もありますよ。結構南條さんとは火花散らしてるんで」
「おい中村、お前まで余計なこと言うんじゃ・・・」
「お~、いいねいいね、そういう話こそ聞きたい!」
俺以外の全員の目がハートになっていて卒倒しそうになる。
やっぱり俺はいじられキャラなのか?!
これまで珍しく静かに飲んでいたカナが急に身を乗り出してきた。その顔には怪しげな笑みを浮かべて。
この顔の時はろくなことがない!
「おい、カナ!お前余計なこと言うなよっ?!」
「えぇ~、何ですか、聞きたい聞きたい!!」
「涼子ちゃんに振られて腐ってた話とか、そりゃあ~もう語り始めたら一晩じゃ終わらないわよ?」
「おいっ!」
カナは俺の制止もお構いなしに話を続ける。
「え・・・そういう話なら私も聞いてみたいかも・・・」
更には今まで必死に話題を変えようとしていた涼子まで乗り気になる始末。
「あ~、その手の話なら俺もありますよ。結構南條さんとは火花散らしてるんで」
「おい中村、お前まで余計なこと言うんじゃ・・・」
「お~、いいねいいね、そういう話こそ聞きたい!」
俺以外の全員の目がハートになっていて卒倒しそうになる。
やっぱり俺はいじられキャラなのか?!