‡私立王城学園‡
ポーン



おっ、エレベーターが止まった。




リ「ラキいくぞ」



ラ「あぁ」



リクの後ろを着いていく。



リクがひとつの扉の前で止まった。




親父が居る理事長室だな。




ちなみに家ではじいちゃんの部屋。



じいちゃんは王城グループの総帥なんだ。



まぁ多分俺も次期総帥なんだけど…




親父はおもいっきし反発してここの理事を勤めるだけになったらしい。



息子の事考えて!(泣)





そんな事を考えてるとリクが扉をガチャッとあけた。





リ「キナ様、ラキ様をお連れ致しました」



プ、ククッ…



ら、ラキ様だって…



リクが普段俺と対等に話しているのは俺が頼んだからだ。




本々は主従関係にあるんだけど、今まで仲良くしてきた幼なじみだし。



まぁでも使えるときは使ってやるけど(黒笑




リ「ビクッ)ら、ラキ様。キナ様が…(なんだ今の寒気は。ゼッテェよくねぇ;)」



ラ「親父がどうかしたか?」



リ「ラキ様の姿を見て悶え死んでおられます」



前をみるとだだっ広い部屋のなかで悶えている親父が…;




キッショイ!!!



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