‡私立王城学園‡
蘭「ラキちゃん、お帰りなさぁい!」



来ました、来ましたよ。




恐るべしママン(泣)




母さん――本名、王城蘭(オウジョウラン)。



至上最強の母さん。




ほら、笑ってっけど青筋立ってんもん。



まじ、穴があったら入りてぇ。



蘭「さぁて、何があったか話して貰いましょうか?(事の次第によっちゃあ地獄見んぞゴラァ)」




後ろの黒オーラがなんか言ってるんですけど!?



めっちゃやばいよ、これ。




母さんに引かれるがままに、ソファにつく。




蘭「で?どういうこと」




ラ「いやぁ…その………―――――」



俺は正直に事を説明した。




モチ、先生どもがたくらんでいたことまでバッチシね。




話しを終えると、暫く黙っていた母さんが一言―――



「そう」




と、いった。




拍子抜けした俺は口をポカンと開けて母さんを見た。




が、すぐに母さんからどす黒いオーラが立ち上った。




蘭「その、セクハラしてきたセンコー。誰の娘に手ぇ出したのかわからしてやんねぇとなぁ?」



やばいやばいやばい!!!



綺麗なお顔が族時代に戻ってますよ!?
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